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~とある坊主の日常~ もともと引きこもり気味で、物事をまず疑いから入ってしまう性格だった彼は、毎日の生活の中で活路を見いだせないでいました 彼は数少ない友達でさえ「こいつは貸した者を返さへんから絶対貸さんほーがええよ~」「あいつは嘘ばっかやから俺は信用せんで~」「あの子は絶対いろんな奴と遊んでるから危険やで~」「そんな趣味やっても将来的に金にはならんで~」 などと世の中を疑いだすにつれて友を疑い自分を見失い奔走する内に、因果の法則の上で我が身に帰ってくるのでした。 そして気付けば自分が嘘つきになり傲慢になり、友は離れ孤独になってしまうのでした。 しかし彼は何が悪いのか、なぜ友は離れていったのかも考えず、人のせい、自分が正しいと思い込みますます泥沼の深みにはまっていくのでした。 そしてついに彼は世の中の全てがいやになり鬱になっていくのです。 楽しい事が一切ない毎日、そこにあるのは孤独と心の空腹感だけ 彼は自分の行いを棚に上げ全てを神のせいにし始めたのです。 「神の嫌がらせや!なんで俺だけこんなに試練があるんや!納得できん!神社に行って尋常じゃないくらい文句言うたる!」 彼はもう我を忘れ無我夢中で神社に向かうのでした。 負のオーラもやはり「人」から出るもの 穏やかなオーラを出す人は表情も穏やか、怒りがちの人は顔も次第に怒り顔になる。 やはりオーラや気持ち次第で人間の雰囲気も変わるものです。 彼はもはや悪魔のような形相に変貌を遂げていました。 そして神社に着くなり「出てこいハゲ!」 坊主「は~い。ちょっと待ってな~」 出てきた坊主を見た瞬間、彼はさっきまでの怒り、不満、疑い全てを忘れ大爆笑。 無の境地とも言えるアホ面、ある意味悟りを開いた動き そして流れるオーラに一切の「負」がないのを彼は瞬時に理解してしまうのです。 「笑う」と言う単純にして最大の快感を何カ月いや、何年振りに体感した彼の顔は既に「負」から解き放たれていたのです。 怒りは何処かへ無くなり、笑顔が戻った彼は徐々に穏やかなオーラに変わった人間の生活をしていくのでした。 友は戻り、家族、恋人、全てに感謝し、あの坊さんを思い出した時、彼の顔は坊さんと瓜二つになっていましたとさ。 くわばらくわばら。 PR |
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最近実は落ち気味やったけどちょっと頑張ろうと思ったわ。とりあえず俺も頭の煩悩を刈り取る準備をしようと思った。
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まじで?!ゆーさくが落ち気味とか珍しいな!笑
ってか俺とか君らにだいぶ助けられてるから! この坊さんは俺の理想やな! とりあえずこの坊さんみたいに生きていきたいよな~
【2010/12/07 02:51】| | WORM #4fba952639 [ 編集 ]
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